すべての種の映像が収録されているCD-ROMソフト・ムービー図鑑 「自然界」 好評発売中! |
通称・別名 | カイリネズミ、コイプ |
---|---|
頭胴長・頭尾長 | 約 43〜 65cm |
体重 | 約 5〜 10kg |
大陸域 海域 |
南アメリカ |
行動 | 夜行性、昼行性 |
食性 | 草食性 |
産子数 | 3〜 5 |
解説
ヌートリアは南アメリカ南部を原産とする体重10kgにもなる大型の齧歯類です。毛皮をとるために各地に移入され、日本にも1939年に移入されて現在、本州の西部を中心に広く野生化しています。川や沼の土手に巣穴を掘ってすみ、水草を食べる草食生です。耳が丸く小さいこと、後ろ足に水掻(みずか)きがあって泳ぎがうまいこと、乳首が背中寄りにあることなど、水辺の生活に適した体の特徴を備えています。一夫多妻的な社会をもち、1年を通して繁殖して、一度に3〜5頭のこどもを産みます。