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ヒラオミズアシナシイモリ |
学名 Typhloneetes compressicaudus |
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--- 無足目 - ミズアシナシイモリ科 - ミズアシナシイモリ属 --- | |||||||||||||
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解説 OUTLINE DATA | |||||||||||||
ミズアシナシイモリ科は4属19種が南アメリカに分布し、そのうちヒラオミズアシナシイモリは、ギアナからペルー、ブラジルのアマゾンまでの降雨林地帯に分布しています。最大全長約73cmに達する大型の体には、尾が全くなく、環帯のひだもうろこもありません。ミズアシナシイモリは無足類の中でも、雌雄(しゆう)の二次的性徴が外見からわかるのが特徴です。また、オスの総排出腔(そうはいしゅつこう)の開口部周辺が大きく膨らんでいて、水中で交尾のときメスを捕まえるのに役立つものと考えられています。オスの尾部の先端部は平らで、明らかにメスと区別できます。オスは交接器を持ち体内受精しますが、卵はメスの体でふ化します。幼生は水中から出ると外鰓(がいさい)が消失し、鰓穴(えらあな)もふさがります。 |