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リュウキュウヤマガメ |
学名 Geomyda japonica |
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--- カメ目 - ヌマガメ科 - オナガヤマガメ属 --- | |||||||||||||
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解説 OUTLINE DATA | |||||||||||||
リュウキュウヤマガメは沖縄島、渡嘉敷島(とかしきとう)、久米島(くめじま)などのせまい地域に生息しています。背甲は角張った長円形で幅のせまい隆起(りゅうき)があり、脊椎甲板上(せいきついこうばんじょう)の隆起は側甲板上の隆起に比べて、太くよく目立ちます。背甲(はいこう)の周辺はのこぎり状をしていて、後方でよりはっきりと見られます。頭部は小さく、上あごの先端はかすかにかぎ状に曲がっています。半水性のカメですが、陸上を好み、ミミズや土中に生息する昆虫類や植物の芽や種子も食べます。山林の湿気の多い場所を好み、特に日の当たらない渓流の近くや湿地帯の落ち葉や石の下などに潜んでいます。かつては食用や漢方薬の原料として捕獲されたこともありましたが、ペットとしての需要も多いため、生息地での厳しい保護対策が望まれ、天然記念物に指定されています。 |