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マタマタ |
学名 Chelus fimbriata |
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--- カメ目 - ヘビクビガメ科 - マタマタ属 --- | |||||||||||||
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解説 OUTLINE DATA | |||||||||||||
マタマタは外見上の皮膚や甲羅(こうら)に特徴のあるカメです。甲長約40cmの大きさの甲羅はこげ茶色で中央から左右にかけて盛り上がり、川底に沈んだ落ち葉のように見えます。また、ひし形の頭部から首にかけてはひも状に突起している皮膚があり、それは枯れ葉の側でうごめく水生昆虫のように見えます。この昆虫に似たひも状の突起を食べようと小魚が寄ってきたところをマタマタが捕食するのです。よどんだ川や沼の底で夜間に活動し、小魚などを捕食します。産卵時以外は陸にあがらない完全水生種なので、四肢(しし)には泳ぐのに便利な水かきが発達しています。長い首を伸ばしシュノーケル状の鼻の先端を水面から出して呼吸をします。長く大きな首は甲羅(こうら)の中に垂直に引っ込めることができないので、右か左に曲げて囲むようにして収納します。産卵は10〜11月にかけておこなわれ、砂州に約10〜30個の卵を産みます。 |