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セマルハコガメ 学名
Cuora flavomarginata
--- カメ目 - ヌマガメ科 - ハコガメ属 ---

通称・別名
体長・甲長・全長 最大 17cm
大陸域
海域
陸生
行動 昼行性
食性 雑食性
繁殖形態 卵生

解説 OUTLINE DATA  
セマルハコガメは日本に生息する唯一のハコガメの仲間です。甲長は最大で17cmほどで、腹甲の中央部が蝶番(ちょうつがい)になり、前後で折れ曲がる構造になっています。そのため頭や四肢(しし)を体の中に収めた後、完全にふたをしたように閉じて、ちょうど箱のような状態になって外敵から身を守ることができます。四肢と頭部を甲羅(こうら)の中に完全に収納するため、背甲は頑丈で高く丸く盛り上がっています。低い山や森林、沼や池、湿地などの湿気の多いところの落ち葉や倒木の下に好んで生息しますが、林道や道路に出てくることもあります。基本的には水中にはあまり入りません。日本の天然記念物に指定され保護されています。八重山諸島(やえやましょとう)の石垣島や西表島(いりおもてじま)、台湾、中国大陸などに分布しています。初夏から8月までに約2〜4個の白い長円形の卵を産みます。

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